
母さんが毎日のように「財布がない!」「玄関の鍵がない!」「通帳がない!」って大騒ぎしていて、本当に困る・・・😭

それは大変だね 探す手間を減らすための対策を紹介するよ!
エンドレスで続く失くし物の訴え。
一緒に探してやってもお礼や謝罪の言葉は一切なし。自分で見つけていても黙っている。
付き合わされる方はストレスがたまり、時間も取られ疲れてしまいますね。
そこで今回は実際に行った対策の中で探す手間を軽減するのに有効だった方法について提案していきます。
同じ悩みを持つ方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
認知症による紛失の特徴
若くても物を置いた場所や片付けた場所を忘れてしまうのはよくあることですよね。
困るのは、加齢による記憶力の低下によりその頻度が増えてしまうこと。
認知症になるとその上に「誰かに盗まれないように隠す」という行為が加わり、ますます探し物を見つけられなくなります。
また、心の底に「盗られたのではないか」という疑いがあるため、自ら探すという行動に注力できなくなり不安が増してしまうのです。

それから、なるべく自分で見つけられるようにすることも大事なんだよ。
君が見つけたことで被害妄想に繋がって、君が隠したと疑がってしまうこともあるんだ。

ええっ、そんなぁ
早く見つける工夫
家の中には隠し場所がいっぱいです。
また、決まった場所に片付けるという約束をしても守られることはありません。
なくし物の訴えが続くのはあなたにとっても大きなストレスとなるので、まずは早く探しているモノを見つけ、取られる時間を減らしましょう。
※我が家でも一緒に探してみると思わぬところから探していたものが出てきたりしました。「食品棚の瓶の隙間」「押入れの布団の間」「花瓶の底」「枕カバーの中」などなど。もちろんすぐには見つからず、随分時間が経ってから出てくることも・・・
まずは身近な工夫で探しやすく(失くしにくく)しよう
なくした物を聞いていると大概は決まったモノであることに気づきます。
まずは、鈴やマスコットなどをつけたり、紐で常に首から下げるようにして、探しやすく(失くしにくく)してみましょう。

紛失防止タグを使おう
「紛失防止タグ」はその名の通りなくしては困るものに専用のキーホルダーをつけて探せるようにするものですが、大きく2種類に分けられます。
* リモコンで操作して音で感知するタイプ
これは御本人でも操作が簡単で、ボタンを押してありかを音で知らせるものですが、テレビのリモコンのように電波の届く範囲が決まっていること、また奥の方に隠してあったり、耳が遠い方だとわかりにくいということがあります。
複数のものにつけられるのでコスパが良いです。

🔹 特徴
・本人でも操作が簡単
・ボタンを押すと音で場所を知らせてくれる
・電波が届く範囲で探せる
・比較的安価で、複数のものにつけられる
🔹 デメリット
・隠す場所によっては音が聞こえにくい
・電波の届く範囲が決まっている
・リモコン自体を失くしてしまうと意味がない!
・ほぼ半年ごとに電池交換が必要
* スマートフォンで位置を把握するタイプ
GPS情報を暗号化してGoogleに保存しスマートフォンなどのデバイスに送信します。
こちらは広範囲でも探すことができます。
御本人がスマートフォンの操作を覚えるのが難しければ、介助する方が見つけてあげることが必要になるかと思います。お使いのスマートフォンに対応可能かも確認してください。
🔹 特徴
・GPS情報を暗号化してGoogleに保存し、スマホで探せる
・広範囲での探索が可能
・紛失した際に他のスマホと連携して見つけられる
🔹 デメリット
・本人がスマホを使えないと、家族のサポートが必要
・使っているスマホに対応しているか事前に確認が必要
どちらのタイプが合っているかは、本人の状況によって選びましょう!
以下の表にそれぞれの特徴をまとめてみました。


本人のできることによっても違ってくるね
預かれるものは預かり、覚え書きを渡しておこう

何度も通帳やキャッシュカードを失くして、銀行に行っていたよ😅

根気よく預けてもらえるよう話していこう
タグのつけられないもので重要なもの(通帳・印鑑・保険証)などは紛失をきっかけに御本人と相談して、面倒を見る方が預れるとよいですね。
その際に気をつけたいのは、誰がいつから何を預かっているのか御本人にわかるようにしておくこと。
簡単な覚え書きを渡すことをおすすめします。口約束は忘れられてしまうし、物盗られ妄想につながりやすいからです。

なるべく大きな紙に書いて、わかりやすいところに貼っておこう


何度も現物の確認を催促されるんだけど

それでも毎回探すよりはラクで安心だよね
協力者をつくろう
失くし物が多くなってきたことで周りが認知症を疑い始めますが、後から考えると「物忘れ」だけでなく、わかりにくい形で「物盗られ妄想」も始まっていたなと思います。
今後も認知症の症状は進んでいくと思われますが、感情を揺さぶられるようなことも多く、介護を一人で背負い込むのは無理です。
「状況をわかっていてもらえる人」「見守ってもらえる人」「介護者のグチを聞いて暮れる人」などの協力者をつくり始めましょう。
全部ができなくて良いので小さくても助けてもらえる人をなるべく沢山つくれるとよいです。
※親戚・ご近所さん・地区の民生委員・(地域性もありますが)よく行くお店や銀行のスタッフさん、自分の兄弟・パートナー・職場の同僚や上司・・・私は随分助けていただきました。

状況を話しても「年を取ると誰でもあるよ」って言われちゃう

機会のある度に根気よく伝えてね
まとめ
認知症になると失くし物の訴えがエンドレスで続くようになります。一緒に探しつづけるのは時間も取られストレスがたまり疲れてしまうため関係も悪くなりがちです。
今回は、探す手間を軽減するのに有効だった方法について紹介しました。
★認知症による特徴を理解しましょう
★状況にあった「紛失防止タグ」を使い、一部は預かって、探し物にかける手間と時間を減らしましょう。
★また、今後も認知症の症状は進んでいくと思われ一人で背負い込むのは無理なので、そろそろ協力者をつくりはじめましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
少しでもご家族の介護負担が軽くなり、御本人との残された時間を悔いのないように送っていただけますように。
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