認知症のご家族の妄想や興奮で困っていませんか?
特に自分が物盗られ妄想で疑われた時は、一生懸命面倒見てやってるのに心は傷つけられ苦しくて、優しくしてあげたくてもなかなかできないですよね。
時には薬を処方してもらい、適度な距離を取りながら介護のストレスを軽減し、より良好な関係をつくることができます。
7年前から認知症の母の介護の中で、実際に行った対策とその効果についてご紹介します。
お困りの方はぜひ最後までご覧ください。
勧められている接するときのポイント
否定されたり、孤独を感じたり、プライドを傷つけることが妄想を悪化させるそうです。
妄想のある人と接する場合、以下のようなことに注意が必要だと言われています。
・否定しない
・本人の気持ちを理解する
・相手を責めない
でも、いつもそのように対応するのは難しいのではないでしょうか。
※私にはなかなかできませんでした。
日々の忙しい生活の中では、そんな話を度々聞いていることが結構なストレスです。
特に母が失くしたものを私が盗っていったことにされ、母に憎しみの表情で激しく責められると、いくら病気のせいだとわかっていても許せなくなってしまいます。
専門医に相談して薬で対応する

もし、まだ専門医に受診されてない場合は、ぜひ受診してね
治療薬で認知症の進行を遅らせることができ、進行が軽い段階ほど効果を発揮して健康で穏やかな時間を長く保つことができます。
困った状態にも対応してくださいます。内服が難しい方でも、貼り薬があるようですよ。
※母の被害妄想と興奮の状況をを診ていただいている先生に相談すると、漢方薬を処方してくださいました。
母は洋薬は嫌がりましたが、漢方薬は以前から自分でも購入したりで抵抗がなかったので、スムーズに治療に入ることができました。
母の妄想そのものが無くなることはなかったですが、興奮は減りました。

周りも大変だけど、御本人だって妄想や興奮が続く状態というのはつらいよね。
適切な距離感を保つ
妄想のある人と接する場合の注意点として、適切な距離感を保つことといわれています。

抽象的で難しそうだね

生活しながら探っていくしかないんだ
介護サービスを使って、介護負担を軽減できます。
利用には介護認定が必要となります。
また、御本人が利用することに同意されないといけないので、そこを説得することも必要です。
※母は、失くしものをする度に興奮状態で頻繁に私の仕事中に電話してきました。それも私のスマホだけでなく、職場の外線にもです。
また、近くの銀行へ行っては「娘に盗られた」と訴えるので、週に一度は仕事を抜けさせてもらって迎えに行かなければなりませんでした。
デイサービス(デイケア)利用で、離れる時間をつくる
デイサービス(デイケア)利用で、少しの時間避難できます。
御本人の気分転換になり、活動してくることで疲れるので、帰ってきてからもしばらくは落ち着いた時間が取れると思います。
※母は独居で、デイサービス(週3回)とヘルパー(週2回)を利用させていただきましたが、解決にはなりませんでした。
ショートステイに預けてひと休みする
施設に短期間入所して、介護する方の負担を減らすことができます。
一休みできている間に今後のことも冷静に考えることができます。
※母も一度利用させていただきました。
ただ手続きや荷物の用意などがひと仕事でした。
入所で限られた介護の時間を充実させる
介護者の疲労が限界にきたり、生活がひどく脅かされるときには、施設入所を考えます。
距離がとれたからこそ優しく接することができ、穏やかな日々を過ごすことができます。
※母にはサービス付き高齢者住宅へ入所してもらいました。
母の妄想がなくなることはなかったですが、他の入所者さんやスタッフさんがクッションになってくれました。
サービス付き高齢者住宅は、ある程度生活が自立していないといけないのでお元気な方が多く、お喋りすることも多くなり、仲間通しで助け合ったりします。
私も毎週日曜日の午前中は母と過ごすと決め、必要な世話(部屋の掃除、内服の介助、補聴器の電池交換、消耗品の点検と補充、冷蔵庫内の確認など)をし、ゆっくりと散歩し母の好きな団子を買い、川の鯉に餌をやって過ごしました。受診で外出した際は、自宅へ寄ったり、一緒に母の好きなものを食べに行きました。
私は、結局これが一番良かったと思っています。
適切な距離感を保つために大事なこと
私が一番に伝えたいのは、あなたの介護疲れやストレスの度合いは、あなたにしかわからないということです。
頑張りすぎないでください。
※母の妄想と興奮の困った状況をケアマネージャーさんにも伝えましたが、それについての支援はなかなかしていただけませんでした。当時の母の介護度は「要支援2」でしたから、施設入所の対象とはならなかったこともあったと思います。
私は”こんなに大変な思いをしているのに”と感じていました。
ショートステイの利用については、私の仕事にも支障をきたしていることを伝え、こちらから強くお願いしましたし、サービス付き高齢者住宅への申込みは私が独自で進めました。

ニュースで一生懸命介護していたおじいさんが介護の必要おばあさんを手にかけてしまう悲劇をみたけど、決して他人事ではないなぁ

介護支援をしてくださる方が君の疲れ具合を十分にわかっていてくれるわけではないからね

でも、住み慣れた自宅で過ごしたいだろうから、一時的にでも親を施設に預けることに抵抗あるなぁ

お互いが穏やかな日々を過ごすためによい方法を考えてみてね
まとめ
今回は、認知症のご家族の妄想と興奮で困っている際の、介護のストレスを軽減し、より良好な関係をつくる方法についてご紹介しました。
★時には薬を処方してもらい、適度な距離を取りながら介護のストレスを軽減し、より良好な関係をつくりましょう。
★距離をとる方法は、デイサービスやショートステイの利用と施設入所です。
★あなたの介護疲れやストレスの度合いは、あなたにしかわかりません。適切な距離感を保つために、頑張りすぎないようにしましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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